学校経営方針

1. 綱領

「自主」「協和」「創造」

2. 教育目標

「青森南高等学校は、グローバル教育と探究学習を推進し、思いやりや多様性を尊ぶ態度を育み、広く国際的な視野に立って社会の発展に貢献できる人間の育成を目指します。」


"Aomori Minami Senior High School promotes global education and inquiry-based learning, fosters an attitude of consideration and respect for diversity, and inspires students to play an active role in the global world with a spirit of challenge and international mindedness."

3. 重点目標及び重点目標達成のための具体的方策

(1)学習指導の充実:授業第一主義

「わかる」授業を展開し生徒の主体性を育み、基礎学力の定着を図るとともに、授業内での指導を通して生徒との信頼関係を築きながら生徒の可能性を引き出す。

国際バカロレアの理念に基づき、各教科・科目において探究的、協働的な学習活動を研究・実践することで、主体的・対話的で深い学びを実現させるとともに、生徒のコミュニケーション力、論理的思考力、批判的思考力、多様性を尊重する心、ICT活用能力を育む。

大学や企業、行政機関等の外部機関と連携し、生徒の主体的な教育活動を支援する。

(2)生徒指導の充実:すべての基本は生徒指導

生徒指導の三機能(自己存在感を与える、共感的な人間関係を育成する、自己決定の場を与える)を生かし、生徒の自己指導能力を育む。
交通マナーやSNSの使い方に関するルールの目的・意義を考えさせることで規範意識の確立を図るとともに、生徒主体のいじめ防止活動等を推進し人権を尊重する豊かな心を育成する。
学校行事やホームルーム活動、部活動を通して、社会性やコミュニケーション力を育む。
生徒会活動やボランティア活動、地域活動、国際交流への取組を推進し、多様な考えに触れるとともに、共に支え合う心や郷土への誇り、グローバル社会に貢献しようとする態度を育成する。

(3)進路指導の充実:個に応じた進路指導の充実

生徒が自らの生き方を考え、主体的に進路を選択できるよう、キャリア教育の視点に立った計画的な進路指導を行う。

全教職員の共通理解のもと、組織的な指導体制を整備し、きめ細かな指導を行う。
生徒・保護者との面談や進路に係る情報提供(海外進学を含む)を通して、適切な指導・支援を行う。

(4)健康・安全指導の充実

健康・安全指導を通して、心身ともに健康で安全な生活を営む態度や生命を尊重する態度を育成する。

教職員間や保健室との連携を図り、生徒の心身の疾病や健康問題等を早期に発見するとともに、特別な配慮を必要とする生徒を把握し、必要に応じて外部機関と連携しながら、個に応じた支援を行う。

環境チェックや清掃状況の点検を通して、清潔で安全・安心な環境づくりにつなげる。

(5)家庭・地域・関係機関との連携強化

学校ホームページやPTA通信等を通して本校の教育活動を発信し、保護者や地域、関係機関等との連携・協力による教育活動の充実を図る。
学校内外における生徒の状況について、保護者との連携を密に行う。

(6)グローバル探究科の充実

グローバル探究科の教育内容を充実させ、共通理解の下、全校体制で教育活動を行うとともに、外部に向けてさらなる広報活動を行う。

「国際バカロレア候補校」として、認定校に向けた取組を推進するとともに、国際バカロレア教育を継続するために必要な人材育成及び教育環境整備を行う。