将来設計プログラム

青森南高等学校将来設計プログラムとは

将来設計プログラムとは、生徒の皆さんが進路目標をしっかり持ち、その実現に向かって学習を積み重ね、有意義な学校生活を送ることができるように応援するプログラムです。

将来設計プログラムの活動の2本柱

「将来設計プログラム」には活動の2本柱があります。

この2本の柱のもと、3年間を見通した活動をしていきます。

第一の柱

進路目標達成のために、3年間を通じて、ホームルーム活動、総合的な学習の時間等を効果的に利用します。

第二の柱

生徒の皆さんが「理解」「発見」「挑戦」をして自分の将来、進路についての考えを深めるために面談を実施します。

将来設計プログラムでおこなうこと

第一の柱について

主体的に学習に取り組むためには、将来の明確なビジョンと具体的進路目標を持つことが大事です。

そのビジョンと目標を持ってもらうために、プログラムでは、3年間を通して次のような活動が計画されています。

分類 項目 対象学年
説明的事項 オリエンテーション(学校生活・学習・部活動等の説明) 1学年
進路資料説明会(卒業生の進路結果等についての説明) 全学年
調査的事項 家庭での学習時間の調査 全学年
2年次クラス分けの調査 1学年
進路について生徒の意向を調査 全学年
講演会等 職業講話 1・2学年
生き方講演会 1・2学年
進路講演会 全学年
卒業生の講話 1・2学年
教育実習生に聞く 全学年
講習等 夏期・冬期講習 全学年

サタデースクール(※1)

全学年
平常講習 全学年
進路先の
情報収集
大学・職業調べ 全学年
オープンキャンパスに参加しての「大学情報」収集 全学年
大学説明会 2学年
大学公開講座 1・2学年
職場見学会 1学年
その他 PEN活動(※2) 全学年
ボランティア活動 1・2学年
職場訪問報告会 1学年
小論文の書き方(演習) 全学年
作文制作「将来の私」 全学年

※1 サタデースクール

土曜日に行われている学習会です。これまでの学習事項を応用した実力養成が目的です。

※2 PEN活動

Program of Education through Newspaperの略で、本校独自の意見文作成活動です。新聞の記事を読み、自分の考えをまとめ、論理立てて文章に表現していく力を養います。年間で5回程度実施しています。

第二の柱について

「将来設計プログラム」では面談を重視しています。

昼休み、放課後、あるいはホームルーム等、学校生活のあらゆる場面で面談が実施されます。

なぜなら、何度も話し合うことによって、生徒の皆さんが、学習への意欲を持ち、主体的に進路について考えて有意義な学校生活を過ごして欲しいと願っているからです。

皆さんが3年間に受ける面談の目標と時期の概要については、次のようになっています。

  1学年 2学年 3学年
4月 高校生活への不安解消 進路目標再確認 進路目標確認決定
高校生活への適応 これまでの学習計画の再評価 これまでの成績分析に基づいた学習指針の設定
高校生活の目標設定 生活目標の再確認
一学期 今後の生活目標の再設定 進路目標の確認 学力伸長度の検証
文理選択の確認 生活目標、学習状況の評価 志望理由等の表現力の向上
進路目標の設定 夏休みの学習計画作成、確認 弱点科目への対応策立案
夏休み 進路への親子の意志確認 保護者と生徒との意見統一 具体的進路先を見据えて、集中的な学習による学力の向上
ボランティア活動による社会参加 オープンキャンパス参加による大学研究
二学期 文理選択最終確認 学習状況、日常生活の再評価 希望進路先の最終確認
職場見学による実社会体験 今後の学習計画の作成 希望する進学先就職先合格に向けてのアドバイス面談
職場見学報告を通じてのプレゼン技術向上 進路目標確認
三学期 一年間の日常生活の評価 一年間の日常生活の評価 必要に応じて、進路希望先の再設定学習計画立案
生活目標達成度の評価 進路目標の具体化、志望校決定
2年生の生活目標の設定 今後の学習計画作成 卒業後の進路先に向けた準備

 

以上、本校の「将来設計プログラム」について、ごく簡単に説明しました。

このプログラムを実践することによって、自分の将来の夢を実現するために必要なことを学ぶことができるはずです。

そして、皆さんの進路目標が達成されることを期待しています。